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診療のご案内
やまもと皮膚科漢方クリニック やまもと皮膚科漢方クリニック
〒670-0927
姫路市駅前町271番地
姫路駅前メディカルガーデン3階
079-283-1112
JR姫路駅より徒歩3分
山陽姫路駅より徒歩約3分

一般診療(皮膚科・小児皮膚科・皮膚外科)のご案内

皮膚科・小児皮膚科・皮膚外科 皮膚科・小児皮膚科・皮膚外科では、小さなお子様からご高齢の方まで、保険診療を中心としたさまざまな皮膚の疾患に対応いたします。
湿疹やかぶれ、じんましん、アトピー性皮膚炎、にきび、円形脱毛症、うおのめ、イボ、水虫など、皮膚に関するトラブルは何でもご相談下さい。
肌のことで困ったことや悩んでいることがある方は、お気軽に当院へご相談下さい。



皮膚科で扱う主な疾患



アレルギーパッチテスト

当クリニックでは、かぶれ(アレルギー性接触皮膚炎)に対して、その原因を特定するためにアレルギーパッチテストを行っております。
薬剤や化粧品等をパッチテストに適した濃度に調節して、皮膚に貼りつけます。金属パッチテストやパッチテストパネル®(S)を用いたスタンダードパッチテストも行っております。

超音波エコー

従来では、手術で摘出しなければならなかった盛り上がった病変や、深い病変の診断に大変有効です。できものの広がり具合や深さ、血流の有無等を確認し、手術方式を決定したり、手術後の経過を観察していきます。
視診、触診よりも内部の状態が詳しく分かり、MRIなど他の画像検査よりも精細に検査できます。

超音波画像診断装置 SONIMAGE HS1

「みえる」にこだわり、独自のプローブ技術と独自の画像処理技術を融合させることにより、高周波領域のコントラスト分解能、空間分解能の高い鮮明な画質を提供致します。

中波紫外線治療(ナローバンドUVB療法)

従来の薬物療法(飲み薬や塗り薬)で効果不十分な乾癬、アトピー性皮膚炎、尋常性白斑などに有効な治療です。
紫外線治療は太陽光に含まれるUVA、UVB、UVC の各波長の紫外線のうち、 皮膚治療に有効性が確認された中波紫外線の領域に含まれる非常に幅の狭い波長域(311±2nm)を持った紫外線(ナローバンドUVB)を照射して皮膚治療する方法です。

紫外線治療器
(ダブリン3シリーズ)

ナローバンドUVB療法の全身型紫外線治療器です。短時間で全身への照射が可能です。
ナローバンドUVBランプ24本、UVAランプ24本を搭載しており、全身に対して十分な紫外線を均一かつ短時間に当てることができます。

中波紫外線治療(ナローバンドUVB療法)の効果

ナローバンドUVB療法によって、下記のようなことが期待されます。

1)照射をして改善が見られた場合に、再発するまでの期間が長くなる。
2)外用する薬の量が少なくて済むようになる。
3)比較的早期から「痒み」が減ってくる。

紫外線治療器
(エキシプレックス308)

病変部が小さい場合は、病変部のみを照射することが可能です。






イオントフォレーシス療法(多汗症の治療)

イオントフォレーシス療法とは、多汗部位を水に浸し微弱電流を流すことで、汗孔(かんこう)がつぶれ汗の発生を抑えます。
治療は、水を入れた専用の機器に手や足などを浸し、15分間程弱い電流を流して行います。

治療ができるのは、手のひらと足の裏です。週1回程度の通院治療をしていただきます。 汗が出なくなったら、2,3週間に1回程度の通院治療を継続していただきます。

漢方皮膚科

漢方皮膚科 漢方皮膚科では、皮膚だけでなく、からだ全体を考えて治療いたします。

漢方薬はこのような場合に特に有用と考えます。
①通常治療薬が副作用などで使えない場合
②外用薬の量を減らしたい場合
③通常治療でも難治な場合

①通常治療薬が副作用などで使えない場合
例)にきび
“にきび”の標準治療はアダパレンや過酸化ベンゾイルです。副作用として、皮膚の乾燥やヒリヒリ感などがあり、使用できない場合や、アレルギーのため、外用部位が真っ赤にただれて使用できない場合があります。
また、抗菌薬外用は耐性菌出現の可能性があり、継続して使用すると効果が弱くなる可能性があります。さらに、抗菌薬の内服では全身的な副作用が出る可能性があります。
このような場合でも漢方薬を併用することで、“にきび”がよくなります。また、“にきび”だけでなく、便秘が解消したり、月経痛が軽減したり、冷え症がよくなったり、からだ全体の調子がよくなったりすることがよくあります。

②外用薬の量を減らしたい場合
例)アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎の標準治療はステロイドやタクロリムスなどの外用薬塗布です。しかし、使い方を誤ると副作用が出ることがあります。
当院では、標準的な外用治療を行っておりますが、外用量を減らしたい方や外用したくないという方には漢方薬を併用することをオススメしております。

③通常治療でも難治な場合
例)円形脱毛症
円形脱毛症は通常治療で治ることがほとんどですが、全頭型や汎発型、蛇行型といった難治な例もございます。
そういった場合に漢方治療を併用すると効果がでることがあります。

以上のような場合に漢方薬を併用することは非常に有用と考えます。
処方にあたっては、さまざまな問診を始め、舌、脈、腹などの診療を行い、患者様の体質に合った漢方薬をお出しします。
漢方薬をご希望の方は、初診時にその旨をお伝えください。